感染管理のスペシャリストになる道のり

インフルエンザや昨今猛威をふるった新型の感染症を防ぐためには、徹底した感染管理が必要になってきます。
特に病院はこうした感染者が集まる場所であるため、管理を怠れば院内全体に一気にウイルスが拡散してしまいます。
こうした事態を未然に防ぐために、医療現場では感染管理のスペシャリストである感染管理認定看護師のニーズが高まっています。

感染管理認定看護師は、特定の看護分野において十分な技術と知識を有する人が認定を受けられる「認定看護師」の一つです。
21の分野に分けられる領域の中でも、感染管理認定看護師は最も人数が多いとされています。
それぞれの分野で認定看護師となるためには「通算5年以上の実務経験、かつそのうち3年以上を取得希望の認定看護分野に従事すること」が条件になっています。

感染管理認定看護師の場合は、感染管理に関わる活動で3年以上の実績がなければなりません。
その上で、日本看護協会が認めた教育機関で教育課程を修了し、筆記試験を受けて認定審査に合格しなければなりません。
現場での活動実績に加えて教育機関での学習・試験合格も必要となるため、資格を取得するには時間と労力を要します。

その分、感染管理認定看護師になれば、院内における重要なポジションの人材として扱われます。
責任はありますが、周囲に与える影響も大きいため、やりがいを感じながら働くことができるでしょう。
さらに院内のスタッフと密にコミュニケーションを取ることになるため、人脈が広がり、視野を広げるという意味でもメリットを得られます。